精神保健福祉士の受験資格
精神保健福祉士の受験資格は、
- 福祉系4年生大学
- 福祉系短期大学
- 一般大学
- 一般短期大学
- その他
によって、異なります。
例えば、
福祉系4年大学を卒業した方であれば、枠内の指定科目(20科目)を履修する必要があります。
一般大学を卒業の場合は、一般養成施設等で1年以上の履修が必要です。
受験資格に関しては、公益財団法人社会福祉振興・試験センターの受験資格のページで詳しく紹介されています
受験資格の変更
平成15年度から変更されました。
それまでの「5年以上の実務経験者で、厚生労働大臣が指定した講習会を修了したもの」
という特例が廃止されました。
精神保健福祉士の試験内容と受験対策
精神保健福祉士の試験は、2日に渡って行われます。
1日目の試験時間は、平成27年度に行われる試験では、2時間20分
試験内容は、
- 精神疾患とその治療
- 精神保健の課題と支援
- 精神保健福祉相談援助の基盤
- 精神保健福祉の理論と相談援助の展開
- 精神保健福祉に関する制度とサービス
- 精神障害者の生活支援システム
2日目の試験時間は、2時間15分
試験内容は
- 人体の構造と機能及び疾病
- 心理学理論と心理的支援
- 社会理論と社会システム
- 現代社会と福祉
- 地域福祉の理論と方法
- 福祉行財政と福祉計画
- 社会保障
- 障害者に対する支援と障害者自立支援制度
- 低所得者に対する支援と生活保護制度
- 保健医療サービス
- 権利擁護と成年後見制度
となっています。
2日目に行われる試験は、社会福祉士との共通科目となっていて、同時に受験することも可能です。
また、社会福祉士の資格を持っている場合は、共通科目は免除されます。
実際に、試験を受けるにあたっての勉強法は、
ほとんどの、資格試験と同様に、過去に出題された問題をこなしていくことがお勧めです。
その際、年度ごとに問題をこなすのではなく、
一つの内容を、年度をまたいで行うと、理解しやすく、記憶に残りやすいといえるでしょう。